選挙も政治もよくわからないので『選挙・政治のふしぎ』を読んでいる

インターネット空間では一丁前に政治や社会に憤り、時に怒っている。が、学校の勉強があまりできない子だったので正直なところ、雰囲気で選挙や政治を見ている。キリンには政治がわからぬ。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。である。

よく聴いているポッドキャスト番組『セイジドウラク』から10代向けの書籍が出るとアナウンスがあり、好きな番組の本は買いたいタイプのラジオ(ポッドキャスト)リスナーなので買い、読んでいる。

セイジドウラク『しくみがわかればガチでおもしろい!選挙・政治のふしぎ』とは

ポッドキャストエピソード的にはこちらの回を聴いてもらえれば趣旨が伝わると思う。

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手にとってみた印象だが、数ある小学校中〜高学年くらいをターゲットにしたマンガも入ってる学習書籍の新しく出た1冊。という感じ。パーソナリティの澤田記者と宮原さんは番組の中で中高生向けかな。と、言っていたけど、だとしたらデザインが若干幼い気がしなくはない(帯にも「先生よりも詳しくなろう!」って書いてあるし、出版社的には小学校高学年向けに見える)。

構成は選挙と政治に詳しい澤田記者と宮原さんが初心者の矢ヶ崎さんと町田くんに、前述の通りマンガやイラストや図を使ってひとつずつ説明していく。という、自分自身の体験としてはあまり読んだ記憶がないが、いわゆる学習マンガのフォーマットに沿ったものだと思う。その中でページの左右に一言まめ知識があったり、章と章の間にコラムがあったりと、あらゆる手を使って興味を惹こうとしてくる。

マンガを描いているのは名前は知らずとも絵は見た事がある人も多いであろう小迎裕美子。本の中身は黒と黄色の2色刷り(だと思う)で、とてもかわいい。むしろ大人が手にとったときに夢中で読んでしまうようなかわいさがある。

素直に「へー、なるほど、そうなんだ。」と思いながら読んでいる。こちとら衆議院と参議院がどう違うのかもよくわかっていないのだ。

衆議院と参議院の違いもわからない

恥ずかしげもなく書くが、衆議院と参議院の違いもわからない。なんなら、何がわからないかもよくわかっていない。

では、該当箇所を読めば理解できるのか。というと、難しい。わかりやすく平易な言葉で書かれているが、そもそものテーマが(少なくとも自分にとっては)複雑なので、これを読めば一発でわかる。というものではないようにも思える。

本とはきっかけであり、とっかかりを自分の中に生むものだと認識をしている。

わからないものが少しわかるようになる。とか、見えていなかったものが見えるようになる。とか、名前のわからない雑草の名前を知る。とか、そんな感じ。結局のところ本を1冊さらっと読んだ程度では何かがわかる。なんてことはない。

政治は生活の一部であり、無縁ではいられない

澤田記者を知るきっかけにもなったTBSラジオ『荻上チキ Session』を聴き始めてから十数年。もちろん全ての回を全て聴いているわけではない。が、あの番組を聴き続けているリスナーが政治に対してこんな感じなのはチキさんに申し訳ない気持ちが湧いてこないわけでもないが、まぁ人間そんなものだと開き直っている。

雰囲気で政治を見る。それは、この本を読み終えても大きくは変わらないと思う。しかし、少しだけニュースの解像度が上がったり、あの本に書いてあったのってこれか。と、なったりするといい。政治は生活の一部であり、無縁ではいられない。

出たばかりの本からあまり引用するべきではないのかもしれないが、書籍の中の澤田記者のセリフ「考えて考えて投票して、当選後、その人がダメだなとわかったら、次の選挙でやり直せばいいんです。選挙は終わってからが本番です。」という言葉がとても好きで。SessionやTBSラジオの選挙特番でも何度も澤田記者やチキさんが似たようなことを言っていて、選挙の捉え方が変わったものの見方である。一喜一憂はするけどそれほどしないのも、この言葉のおかげかもしれない。

きっと今後選挙のたびにパラパラとめくる本になる。

まずはひと通り読んで、確実にいくつか読み飛ばしてしまっているまめ知識を片っ端から読む。全部面白い。

併せて聴きたい

【Radio Dialogue】澤田大樹さん・宮原ジェフリーいちろうさん「『選挙・政治のふしぎ』を考える

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【アトロク】音楽から覗く政治のウラ側 by セイジドウラク!

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